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ちょっとアカデミックに・ソンクラーン2日目

ちょっとアカデミックに・ソンクラーン2日目

2009/04/15(水)
私には1年でこの祭りでしか顔を会わせない人が沢山いる。
お互いに過ぎた1年を無事過ごせた事を喜び合う。これもまた祭りの楽しい一面である。

現在の「水掛祭り」は、ひたすら「水」を「ぶっ掛け合う」行為が主体であるが
元々の意味を色々と調べてみた。

まず、正式名称は「マハ・ソンクラーン」と言うサンスクリット語を起源に持つタイ語であるらしい。「マハ」は「大」。「ソンクラーン」は「移る」。という事は「大移動」?
確かに毎年「ソンクラーン」前には帰省する人々の「大移動」があるが・・・・・・

否!そうではない。太陽の軌道の変化、双魚宮から白羊宮への移動の事である。
太陽暦では本日15日より新しい周期の始まりとなるのだ。
つまり正式には本日がタイの新年と言う事になるらしい。
13日がタイの元旦だと主張していた私の前言をここに撤回させていただきたい。

ソンクラーン」の行事はタイでも地域によってその風習に若干の差異があるようであるが、
一般的にはソンクラーン初日の4月13日早朝には老若男女、皆新しい服を着て、自分達の村や地域にあるお寺や僧院に行き、僧侶に食べ物を奉げる。午後には仏像を洗う儀式がある。仏像が町の至る所へと運ばれ、敬意を表す為に一般の人々によって聖水で洗われる。
私は13日のTVニュースで人々に担がれた金色の仏像が町を練り歩く映像を見たが、多分これであろう。チェンマイからの映像であったと思う。

若い人たちは、目上の人や尊敬すべき立場の人のもとを訪れ、尊敬の念を表し彼らから祝福を受ける。高齢者を通して罪の清めを行ってもらい、霊的に新しく生まれ変わることを人々は願うのである。年下の人は年上の人の手のひらに良い香りのする水を注ぐ。
そう言えば先日私の友人も「15日に実家で両親にこの行事をする」と電話で話していた。

つまり「ソンクラーン」の時に行われる水掛は本来このように穏やかでつつましい行為である。
とすると現在の「ぶっ掛合い」とは意味合いの上でも雲泥の差があるように思うが、
「マイ・ペン・アライ」言葉だって時代と共に変化するものである。
形式はどうあれ「サワッディ・ピーマイ(新年おめでとう!)」と声を掛け合い、新しく迎えたこの1年が幸福であるようにとお互い祈り求め合うのだ。

またソンクラーン祭りの間には、‘バンサクン’と呼ばれる、亡くなった人を偲ぶ宗教的な儀式がある。先祖の灰や骨がある場所で、僧による偲ぶ儀式を行うのである。

この「水を掛ける」という行為には
年少者が目上の人や尊敬すべき立場の人へ「敬意を払う」という意味があり、
次の耕作期に十分な雨が降るように、という願いも込められている。
また、「水掛け」は一年でもっとも暑いこの時期の清涼剤でもあったであろう。

水掛の行為自体のみがスポットを浴び、年々大げさな「水」の「ぶっ掛け合い」の場と化したタイの「ソンクラーン」ではあるが、ディスコに行けば1年365日いつでもナンパが出来る現在と異なり、出会いの場所が限定されていたその昔は村の若人が集い、祭りを通じて将来の伴侶にめぐり合う大切な場でもあった事であろう。

最後に再び現代的な「水」を「ぶっ掛け合う」、「ソンクラーン」の画像である。
トランス状態 彼はすっかりトランス状態である。
 開け放たれた運転席の中は勿論ずぶ濡れだ!
 自慢のオーディオは大丈夫なのだろうか?心配である。
 が、彼に心配する様子は全く感じられない。
 家に帰り正気に戻ってから後悔する事であろう。

防水携帯電話 携帯電話防水対策タイ人仕様
 これなら電話を掛ける事も受ける事も可能である。
 明日は私もこれを見習う事にしよう。
 携帯電話が安くなったのでタイでは複数台所有も珍しくない。

ワイルン タイの暴走族である。
 通常「ワイルン」と呼ばれたりする。
 10台、20台というバイクを連ね疾走している。
 バイクは改造され爆音を撒き散らすのは日本と一緒。
 自慢の彼女を乗せ得意げである。

家路 今日もとっぷり日が暮れた。
 「また明日!」と家路に着く。
 ずぶ濡れ状態では日が落ちると結構寒い。
 風邪ひかないようにね!
 「サワッディー・クラッ~プ!!」


※この記事は前日のようすをレポートしている為、実際の日付より1日遅れています。

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